土方歳三資料館

トップ > 幕末明治の史跡めぐり > 土方歳三資料館

　土方歳三資料館は東京都日野市石田２−１−３にあります。写真のように、普通の民家の１室が資料館（というより資料室と言った感じですが）として公開されています。玄関前には中央の写真のように、土方歳三の銅像があります。写真だと分かりにくいですが、その奥が資料室です。また、庭には、土方が植えたという矢竹が残っています（一番右の写真をクリックすると看板の文字が読める写真に飛びます）。資料館外にあった説明の看板はこちら（１・２）。

　私が行ったときは、日野の新選組フェスタが行われており、その上連休でもあったので、資料室が人でいっぱいで、すぐには入れない状態でした。入る前に入り口脇でお土産を買えます。面白かったのはかなり大きな土方歳三ポスターでしょうか（笑）。

　中に入っても人があまりにも多くて、ゆっくり見るどころではありませんでした。人の間からちょろっとみて、何とか畳に座り込んで、説明を聞くような状態。資料館には祖父母と一緒に行ったのですが、畳の上に直接座る羽目になり、ひざの悪い祖母には本当に申し訳なかったです。しかも偶然会津若松の市長が資料館を訪れていて、ちょうど私たちと一緒に説明を聞くこととなり、狭いスペースがさらに狭くなりました（泣）。市長だからって広く場所を取るって言うのはただの贔屓だと思うんですが（大泣）。そうは言っても、市長さんが来ていたおかげで、その話を聞くことが出来たのは運が良かったかもしれません。資料館の方の説明は、長く時間を取れないためなのでしょうが、残念ながらあまり興味深いものではありませんでした。

　資料に関しても、残念ながら日野のフェスタ会場にいっていたものがあったりと、それほどたいしたものは見ることが出来ませんでした。私が一番面白いと思ったのは司馬遼太郎先生の写真です。以前この資料館にいらっしゃったときに撮ったものだそうです（たしか）。私が普段見慣れている写真より若かったのが、面白かったです。

　やっぱり人が多すぎると何を見るにも聞くにも、細かいところまでというのは難しくなってしまうようです。ここに行くには大河が終わって少し落ち着いてからのほうが良さそうです（苦笑）。公式ホームページはこちら。

訪問日：2004年７月19日

文責：望海