両国橋

 両国橋って今回はじめていったのですが、随分大きな橋なんですね。隅田川の結構海に近いほうなので当然といえば当然なのですが驚きました。

 ここは、明治になって松前藩に帰藩していた永倉新八が、元御陵衛士(新選組伊東派)の一人であり伊東甲子太郎の弟でもある三木三郎と偶然出会ってしまった場所です。当時三木三郎は新政府軍に身を置いています。二人は幾つか言葉を交わし、斬りあいになることを覚悟した永倉は袴の股立ちを取ったものの、三木三郎はそのまま立ち去ったといいます。このあと永倉の周りに三木三郎がしばしば現れ永倉の命を狙っていたものの、しばらくしていなくなったそうです。この出来事は、永倉新八が、生まれた江戸を離れ、養子として松前に行くことを決意した理由の一つになるかなと思っています。

 住所は東京都中央区東日本橋2、あるいは墨田区両国1になります。川の上なので住所もここが境目になっているんですね。私はJR両国の駅から行きましたが、歩いて5〜10ほどでした。

 

訪問日:2004年4月25日

文責:望海

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